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2012/05/25

K-POPショーケース、シンガポールで爆発的な人気で大盛況

韓国文化体育観光府(長官ツェ・グワン・シク)と韓国コンテンツ振興院(院長ホン・サン・ピョ)のB2B海外音楽市場への専門ショーケースがシンガポールで24日開催された。アジア最大音楽マーケットである「ミュージック・メタス(Music Matters, http://www.musicmatters.asia)」で『K-Pop Night Out』と名前付けられたのK-POP公演は全世界の音楽産業関係者600人と観客約2,000人が集まり、大盛況に終わった。

24日午後8時から11時までシンガポールClarke Quay(クラーク・キー)広場でv(ドランクン・タイガー), tYoonMiRae(t ユン・ミ・レ), Bizzy(ビージ), M.I.B(エム・アイ・ビー), BTOB(ビーツービー), Clazzi(クレイジー), Rythmking(リズムキン), J’Kyun(ゼイキョン)など韓国を代表するミューシャンが舞台に上がった。 「ミュージック・メタス」が開幕即日のプライムタイム(prime time)を韓国音楽に3時間まで割いたことはK-POPの期待を表しているようだ。

Rythmkingの柔らかなR&B楽曲「Love song」で幕を開け、新人男性グループBTOBがダンスナンバー「Insane」と「Father」などを歌って、韓国アイドル歌手の底力を見せた。 ヒップホップルーキーJ’Kyunのパフォーマンスに引き続き、Clazzi、Lee Seung Yeol(イ・スン・ヨル)、Jinsil(ジンシル)、MYKが披露したエレクトロニック音楽に観客たちは沸き上った。

韓国のヒップホップ音楽がフィナーレを飾った。新人グループM.I.Bの新鮮な舞台の後、Drunken Tiger、tYoonMiRae, Bizzyの合同パフォーマンスは雰囲気を絶頂まで盛り上げた。 tYoonMiRaeがエンディング曲「Get In」を歌った時、すべての歌手が舞台に上がって韓国最高のヒップホップ音楽を披露した。

Music MattersのCEO Jasper Donat(ジャスパー・ドナト)は、 “韓国政府が短期間で徹底的に準備した今回の公演には良い印象を受けた。 K-POPが世界的に話題になる理由が分かった。 韓流に対する非難を終息させる同時に様々なジャンルの音楽の可能性を強く見て取れる契機となった”と述べた。

Fluxus Music代表 Kim Byeong Chan(キム・ビョン・チャン)は、 “アイドルグループでないと海外マーケットに進出することは現実的に難しいが、今回のショーケースを通じて、世界市場に韓国音楽の多様性を見せることができたと思う。世界音楽マーケットを攻略し、K-POPの勢いを煽り続けるという政府の判断が適時だったと思う”と語っている。

続いて, Drunken TigerのタイガーJKは “全世界音楽関係者たちが集まった会場で韓国音楽を披露することができて感激だった。 K-POPの恒久的発展のため、多くのミュージシャンにこのような機会が提供されることを期待する”と所感を明らかにした。

また、米国ビルボード特派員のRob Schwartz(ロブ・シューワツ)は “K-POPがアイドル音楽として知られているが、多様なジャンルが共存しているということが分かった。 今回の公演は米国内アジアンミュージシャン、また世界への進出をはかっているK-POPアーティストに良い見本となる同時に刺激剤になるだろう。また、北米でもK-POPがアジアンをターゲットとして良い成果を生み出すことが期待されている”と語った。

韓国大衆音楽の多様性を知らせるための海外ショーケースは「Music Matters」以外にも世界3大音楽マーケットであるMIDE(ミデム), SXSW(サウス・バイ・サウス・ ウエスト)がある。 今後MIDE,SXSWでもB2Bショーケースを開催する予定だ。

一方、開幕式お祝い公演は ClazziとLee Seung Yeol、ラッパーのMYKが行った。25日午後3時からはK-POPの可能性を主題としてパネル討論会の開催が予定されている。

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